リンカーンの存在意義

 昼間にちょいエントリーして帰宅して考える。キーワードリンクたどってみると、面白くないと書いてる人がけっこういる。確かに当初は顔合わせ的なシーンが多く、さぐりさぐりな印象が出演者、企画共に見受けられあまり面白くなかった。しかし、企画が出そろうに連れ、この番組は芸人にとってなくてはならない番組だろうという気がしてきた。まさにコンセプトに掲げている「芸人の芸人による芸人のための番組」である。なぜ、この番組が芸人にとって必要か?

 ダウンタウン以前・以後
  漫才ブームを知らない世代の私にはそれ以前・以後がどう変わったのかはわからない。しかし、ダウンタウンが出現したことにより、お笑い界は明らかにステージが変わった。現在のステージでは求められているスキルは「笑いの瞬発力」である。フリートーク、コントなどあらゆる場面での頭の回転の速さが試されているのだ。ダウンタウンが世に出てくるまでは作り込まれた笑いが要求されいた。ドリフがわかりやすい例だろう。アンチドリフとして誕生した「おれたちひょうきん族」は作り込まれていない面白さを提供しようとしていたようだが、それでもまだそれはコントの中のみであった。ところがダウンタウンはそれをさらに進化させ、あらゆるシーンで笑いの瞬発力を求めてきた。ガキのフリートーク然り、一人ごっつ然り。そしてお笑いブームの今こそ若手をダウンタウンレベルまで引き上げる必要が出てきている。なぜならブームは終わるものだから。余力があるうちに次の世代に残せることをしておこう。ダウンタウンのそんな意図がありそうな気がしてならない。

 上記の意図を考えていくと前述した土田のリアクション取れずはマイナスなのだ。だって、松っちゃんがあんなにあからさまにパスするの珍しいよ。私でもわかったぐらいの意図的なフリだった。だから私はリンカーンを応援する。そして見るときは誰が笑いの瞬発力が高いのかを考えながら見る。これが正しい見方だと思う。


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