記憶の謎

 年末特番が多くて、いつもよりさらにテレビを視聴する時間が減っている。のでゲーム製作にかける時間やネットを徘徊する時間は増える。で、たまの息抜きにAppleのサイトに行って、まだ日本では公開されてない映画の予告などを見てたりする。その中に「perfume」という作品があった。ところが予告の内容を見るにつけ、自分がこの映画というより原作を知っていることに気付いた。調べてみるとこの映画の原作は「香水 ある人殺しの物語」 パトリック・ジェースキント著。ドイツ文学らしい。ところがそんな本を読んだことはないはず…… ??? 私の役に立たない記憶を辿っていくと一時期、井上夢人の「オルファクトグラム」を読んで、嗅覚や香水について意識的に調べてた時期があった。その時に読んだんだろうか???それともオルファクトグラムの中で出てきたんだろうか?よくわからない。その本ももう売っちゃったし。まぁ、そんな風にして覚えていたのにびっくりしたという話。私は大学時代、図書館で雑多な本を読みあさって、意識的に忘れるということをしていたので、今でも知識はうろ覚えなくせに、突然何の脈絡もなく、意味不明な単語が思い浮かんでくることがあり、その意味を見つけないと、もやもやしっぱなしという状態になったりするのだ。なんだろな。