トロイ

 ブラピのというかアキレスの技能がとてもうまく描かれていた。力で押すのではなく、スピードと攻撃の変化により相手を倒す。また、得意な攻撃方法? フェイントをかけ、右側にジャンプしながら首筋に剣を突き立てる、も非常に印象に残り、なおかつ不自然ではない感じがとてもよかった。トロイ侵攻の海岸上陸シーンは「プライベートライアン」のノルマンディー上陸作戦にデジャヴュを抱く。戦闘シーンはアイデアがとても練られており、感心させられた。映画の出来としてはどうなんだろう?トロイの木馬に至るプロセスが急すぎる、と同時にアキレスの死も突然な感じ、映画が終わるから殺した感がアリアリ。もっともこの戦争自体10年ぐらい続いてたはずだから無理ないのかも。ただ、ブラピが死ぬ辺りで劇場内で泣き声が聞こえたのはびっくり。この映画では泣けまへんな。どこで泣くんだよ。って感じ。次の映画では泣きましたが(爆)