障害者の性について考える From テクストによる恋愛放談

 はてなアンテナに入れているサイトの一つテクストによる恋愛放談というサイトが更新されていた。今回はセックスボランティアという本を読んで障害者の性について感想を述べられていた。日本では非常に見えにくい問題である。セックスをボランティアが行うというのは無理がある。障害のある恋人たちのセックスをボランティアが手伝うというのならまだしも、性欲処理はボランティアという範疇を越えている。ここで言うセックスとはあくまで性的欲求、あるいはリビドーのことであり、恋人同士でメイクラブとしてのセックスではない。オナニーさえ自分でできない人に対していかに性的欲求を解消してあげるかに焦点を絞るべきであろう。一人で自慰可能なグッズも存在するし、そういったモノを使用するということが決して恥ではないとボランティアと障害のある方、双方が認識することも必要。また実際、障害者を受け入れている風俗もある。ここで重要なのは、24時間テレビなどで障害者が美化されてしまい、人間としての基本的な欲求も蓋をされてしまうこの社会のあり方。どうなんだろうか。きれい事ですむほど人生ってうまくできてないのに。