第2日本テレビが始動したらしい。そして……

 ここんとこダウンタウン熱が上昇中のわたしですが、東京ではT部長こと土屋プロデューサーが松ちゃんを説得してネット配信のコントを作らないかと15分番組があり、その後の話し合いが第2日本テレビでストリーミング配信されたらしい。

欲しがりません。 - 松本人志、ネットで新作コントを配信?

 上記がその概要の書き起こしたサイト。内容を読むとわかるが松ちゃんと土屋プロデューサーはネットの現状を知らなさすぎかも…… 1億円稼ぐとして、100円だとしても100万人も見ないでしょう…… 200円で50万人、500円で20万人、1000円で1万人。2000円で5千人。1億を基準とするならば2000円でないと無理だな。そうすると今度は2000円がネックになって5千人も見るかが疑問。その前に映像がどこかで流出しちゃうって。使うということに関しては一般人並としても稼ぐということになると松ちゃんは感覚が鈍くなっていると思う。松ちゃんが作るコントにはすごく期待させられるが同時に心配も…… なんでもそうだけど走り続けてることで研ぎ澄まされてくるもので、いくら松ちゃんが天才としてもいきなり傑作は生まれないだろう。そういった意味で最初から値段設定うんぬんをやっている所に一抹の不安が。

 土屋プロデューサーなら収益に関するトータルの仕組みを作れると思うので、その辺のプレゼンもしたらいいのではないだろうか。例えば、まず、利益の配分の仕組みをきっちり作る。すべて出来高制。パーセンテージで決める。出演者の取り分多めで。第2日本テレビは集客効果を見込んで1%ぐらいで。そして最初の1本は予算全部松ちゃんの自腹。1億使うも良し。1万円でも良し。そして、配信。利益は配分されるわけだから、その中から次のコントの制作費を出すも良し。何本も安く上げて、貯まったところで一気に大がかりなコントを作るも良し。さらにTVではできない裏側密着バージョンも配信。こちらの利益も制作費に回す。TVの最大の足かせである尺からの解放されることにより、1本の製作でドキュメントバージョン、NG集バージョンなど複数のコンテンツを生み出すことが可能。こんな風にすれば、松ちゃん自身も気合いが入るだろうし、天才の感性がより研ぎ澄まされていくのではないだろうか?

 いずれにしても新たな動きは楽しみ。また、これにより先鞭がつけられるとTV離れが加速する気もするけど。わたしはデジタルに完全移行するときにTVを捨てる人が増えると予想してるんだけど、それはまた別の話。

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