三木谷の胡散臭さと時代の流れ

 ライブドアがフジテレビと提携し、日本テレビは自ら第2日本テレビを立ちあげ、そして今日楽天がTBSの株を取得、統合を提案した。他にもUSENGyaoを立ちあげ、Yahoo!JAPANもネット配信を模索している。これは時代が完全にインターネットを内包し始めたことを意味する。そしてその中で利益を得やすい映像コンテンツは非常に魅力的なわけで。それを囲い込むことはIT企業としては当然の動き。これに対して、日本企業はあまりにも時代遅れ。まさにウサギとカメ。

 とここまで書いて、ツレから電話。来年結婚式を挙げることになっていたのだが、彼女の妊娠が発覚。結婚式が早まるとのこと。人生って回り出せばそんなもんか。とにかくおめでとう。

 で話を戻す(笑) ツレのプロポーズ→結婚→妊娠があまりにも速度があるのと同じように現代に求められているのはスピード。特にビジネスではスピードが求められている。一方でそれにわたしが危惧するのはスピードが早すぎて、質がおろそかにされているということ。特にIT関連企業のサポートなどはひどいものである。拡大路線のため、育成する人材が足りず、社内規約も浸透せず、セキュリティもゆるゆる。あまりにも企業の論理が優先されすぎていて、人間というモノを無視している感が非常に強い。スピードが重要であるというのはいうまでもないことであるが、そういったクオリティ、人間らしさの配慮も同時に忘れてはいけないのではないだろうか?

 そう考えるわたしは、三木谷さんは起業家としてたしかにはすごいのかもしれないけど、そういう配慮が非常に欠けている人間に映ってしまう。企業買収のやり方でもそうだ。ヴィッセル神戸プロ野球参入時、そして現在の楽天ゴールデンイーグルスの状況、そして今回のTBSの件。目先の利益しか考えず、しかもオリジナリティが感じられない。これなら世間の憎まれっ子、堀江さんの方がまだ救いがある。といってもライブドアのサポートもひどいんだけど(笑)

 まぁ、今回の件でネット配信が加速されるのは一般市民として歓迎。これで放送という時間に縛られずに済むし。新しいipodで動画も持ち出せるようになったし。ますます時間の使い方の効率化が進められる。同時にうまい時間の使い方が我々に問われることになりそうだ。

 話がとびまくってスマソ<(_ _*)>ぺコリ