米牛肉輸入再開でも「牛丼販売できず」…吉野家社長

 あいかわらず、苦戦を強いられている吉野家ですが、メニューも変えて立て直しに全力を注いでいますね。今月の初めに牛焼肉丼を食べに行きました。以前より値段が高いわけで、いつもはすき家派なもので、わざわざ食べに行ったのです。味は……まぁ、まだ改善の余地ありでしょうか?確かに食べ応えはあります。味付けが濃いめなのは牛丼のような汁がないため一つの肉で食べるご飯の量を増やすためでしょう。コチュジャンもかけましたがそれほどアクセントにもならない。何より紅ショウガと合わないのが致命的でしょうか?牛焼肉丼に合う漬け物を投入すべきだと思います。このままの戦略で行くのならば。このようにわざわざ食べに行ったのですが、その店内のポスターに豚丼の味が新しくなったと書いてありました。チッ(・д・) 新しくなったモノはどうしても食べてみたい私は(ある意味バカ)もう一度、吉野家に来ることになりました。そして次の日、またしてもランチは吉野家です。今度はもちろん豚丼です。並つゆだく。ゴノレゴさんのような通ではないもんで。しかし、味は明らかに変わりましたな。文句通り、味はしっかりしていますし、くどくもない。かなり美味しいというか以前の吉牛レベルにかなり近づいていると思います。こうなると食べるときに判断の基準になるのは値段です。すき家は280円。吉野家は320円。たった40円の差ですが、気分的に200円台と300円台が違うのは小売業の方ならわかると思います。そのため依然としてすき家有利ではないでしょうか?ここで290円まで下げてくれればまた業績も上がってくると思うのですが。後、牛丼が食べれなくなるという報道で宣伝効果抜群でしたが、新商品などはもちろんニュースでは取り上げてくれません。しかし、認知を計るためのCMがほとんど打たれていないようにみえます(これは私が見ていないだけかもしれませんが) なにせ、店舗に行って味が変わったことを知ったぐらいですから。吉野家はコストダウンとともにPRにも重点を置かなければいかないと思います。cheshiercatは吉野家を……まぁ応援しとります。

追伸:吉野家|年末年始営業時間変更店舗のお知らせ
 これを見るとけっこうな数の店舗が年末年始休業してる。これも営業不振のせいですな。