新サービスと既存メディアの限界

 マンション用録画装置は違法、在阪民放5社が提訴
 こういったサービスを提案したマンション側はかなり画期的だと思う。そして、これを訴えた在阪民放5社は愚かだと思う。HD録画が登場した辺りから一気に視聴スタイルが変化してきている。なのに放送局はそれへの対応をまともにできずに著作権の侵害などというやり方でしか反論できないのはこのニュースを見たネットの人々それぞれが憐れみの目で見ているのでは。いっそのこと自分たちでこの形式をやればいいのに。そうすればCMとは別の収入源として成り立つし、そうなると広告主の意見に左右されない番組もどんどん出てくるわけで。一方で、CMのみを放送する場所もあって良しだろう。地方のCMとかがしがしみたいもの。著作権が重要なのはもちろんわかっている。この文章にさえ著作権は存在するわけだし。ただ、自分の土地に少し入っただけで侵害だ侵害だと騒ぎ立てて、銃をぶっ放すようなやり方がいつまで通じると思っているのだろうか?自分たちの持つソフトの力がどれだけあるかなんてわかっていないような気がするな。どんなくだらない昔の番組でも見たいものってのはけっこうあるんだよ。そういうのは再放送さえされない、ましてや絶対DVD化なんて頼みこむでも不可能だ。とりあえずサンテレビは『大人の絵本』をネットでVODにでもすればかなりの収入を見込めると思えるのだがどうでしょうか?

追記 『おとなのえほん』が正解だった。 そしてキーワードにすごく詳しいことが書かれててワラタ